日記

日記

HGTVチャンネル その1

アメリカ、カナダでは、テレビはケーブルテレビが主流です。
100を越えるチャンネルの中には、ゴルフ専門、料理専門などのプログラムがあり、それぞれの趣味嗜好に合わせて一日中楽しめます。
その中に私のお気に入り、HGTVというチャンネルがあります。

これは、ホームアンドガーデンテレビジョンの略で、文字通り一日中、家と庭に関するありとあらゆる話題についての放送をする局です。内容はたとえば花壇の作り方、暖炉の作り方などハウツーものから、変わったところでは何層にも張り重ねられた壁紙をはがしていき、その家の歴史を探る番組などもあり多彩。 
また、家の売買に関する番組も多数ある中で、特に私が興味を引かれるプログラムがあります。
それは、売りに出したのに、その趣味が原因で、なかなか買い手が付かない家のオーナーを助けて、その原因を探りつつ、買い手が買いたいと望む家に作り上げていく番組です。

ここで日本との違いをひとこと!

日本では不動産の価値は土地がほとんどですね。まずは土地の場所、広さ、そして築年数。ある程度の年が過ぎると、家は「古屋」というすばらしい称号が与えられ、価値は限りなくゼロに近付きます。しかし、北米では家そのものの価値は、たとえ築年数が重ねられてもかなりの割合を占めます。むろん、趣味もその要素の一つなのです。
レポーターはまず、その家の趣味がいかに市場のニーズと違うかをオーナーに知らせるために、隠しカメラで撮った、客のコメントビデオを見せます。
「げっ!何この壁紙!」「ひどい趣味ね」「思い出が重過ぎるよ」
客たちの容赦ないコメントに、丹精を込めて我が家を飾ってきたオーナーは、ポロリと涙をこぼしたりもします。
「あなたが良いと思ったものが、必ずしも皆が良いと思うものではないのよ」
レポーターはやさしくオーナーを諭し、思い入れたっぷりの家を片付け、リフォームをしていきます。

過去との決別、再生も、この番組のテーマと言えるのでしょう。

今は亡き夫が、パーティーの時に戯れに書いた壁の落書きに、泣きながらペイントを塗り、すっきり過去と決別した家が売れ、新たな出発をする老婦人に、レポーターが、こっそり作っておいた落書きを写したパネルを送って、また涙、という落ちなどもあり、私はソファに寝そべりながら、日本とはちょっと違う価値観を楽しんでいたのですが、まさかこの話が他人事でなくなろうとは思ってもいなかったのでした…。

ハミングバード

カテゴリ
住宅 カナダ
日時
2006年08月30日23:28
コメント
(1)
トラックバック
(0)

そもそもの質問ですが....
住んでいる間に売るんでしょうか.....
売れたら直ぐ出て行くのでしょうか.....
その次に住む家はどうするんでしょう....
次に住む家に今住んでいる人は...
無限連鎖だ......
コメンター
Mike
日時
2006年09月02日08:59

この日記にコメントする




スパム投稿防止のため、左記画像の数字を半角で入力してください。

規約に同意の上コメント投稿してください。

トラックバック

この記事のトラックバックURL

オフィシャルブロガ-

プロフィール

ニックネーム
北米こもごも
自己紹介
北米こもごも

詳細を表示

カレンダー

2012 年 05 月

4月 < > 6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のエントリー

最近のコメント

06年09月02日 08:59
Mike
HGTVチャンネル その1

参加コミュニティ

お友達

ヒット数

  • 本日: 1 HIT
  • 累計: 81 HIT

管理者に通報

管理者に知らせる