REDAC
快適な住いで充実した駐在生活
エネルギーの街、マンハッタン
こんにちは。REDAC Expat Service Divisionの杉崎直子です。
私2001年の暮れに縁あってNew York生活をスタートしはや7年目に入りました。
New Yorkはエネルギーの大きい街。元気なときはとことん上り調子、ちょっと弱るとどんどん下がり調子、と、エネルギーの読める(?)という友人が話していました。確かに、人の出入りのサイクルも、レストランなどお店の入れ替わりのサイクルも速く、"People come and go. Everything passes by." という印象です。
私のNY生活も、密度が濃く、勇気を出して新しい境地に飛び込むことを余儀なくされる場面が多く、涙に洗われ再び歩き出す勇気を取り戻す連続といいますか、非常に学びの多い年月でした。
東京で勤めていた頃の上司が、80年代後半から90年代にかけてのNY駐在経験をふまえて、私がNew Yorkに渡ることを話した際にこんな言葉を話していたのを覚えています。
「New Yorkは、若くて、お金があって、健康であればとことん楽しい街、でも体調を崩したり、高齢だったり、お金がないと本当につらい街」というものでした。
良くも悪くもエネルギーのダイナミックな変動を感じるマンハッタン、一理あるな、と思います。ただ、最近よくよく思い出してみると、特に自宅への帰り道、Upper East Sideで幸せそうに寄り添う白髪のカップルや、おしゃれして出かけるチャーミングなご老人をよく見かけることに気付きました。ご近所さん同士が近くて、商店街に歩いて行かれるような都会は、ひょっとすると元気なご老人にとっては住み易いのかもしれない、と思うようになりました。
また、年齢を意識せずにいつまでもチャレンジし続けることが自然な街でもあります。
NYに来たての、まだ友達がほとんどいなかった頃、何かきっかけが欲しくて、たまたま徒歩圏内にあったコミュニティーカレッジ的存在の、92nd Street Yでクラスを探し、申し込みを決めました。
日本では恥ずかしくて取れなかったダンスクラスでしたが、何歳になってもアクティブなアメリカの人たちの姿に力を得て、長年の夢だったジャズダンスを習い始めました。バレエもやったことがなく、まったくの初心者からのスタートでした。

クラスにエントリーし、初めてスタジオに入ってみると、約30人近いクラスで、アジア系は私1人。昔から海外旅行では現地の生活を体験したいという志向を持つ私にとっては嬉しい環境でした。クラスのインストラクターはかつてWest Side Storyがミュージカルだったころ、Broadway Dancerとして活躍した男性で、60歳近くなった今も軽快にトリプル回転を見せてくれます。振り付けもWest Side Storyの影響を受けつつ、サルサやヒップホップも取り入れ、時代にマッチしているのが毎週楽しみなところです。

夢いっぱい期待を胸にエントリーしたものの、最初はただのお気楽な趣味というわけにも行かず、ちょっと辛口のスタートでした。
メンバーは、新入りに慣れていなかったのか、またインストラクターの求めるレベルが非常に高いせいか、最初の2〜3年はほとんど壁の花でした。メンバー同士が休憩時間に語りあうカジュアルな世間話にも、ティーンエイジャーをアメリカで過ごしていない私には、わけがわからず、入っていく勇気が出るのに数年かかりました。インストラクターからも最初は相手にしてもらえず、「とにかく行って、見よう見まねで体を動かし、終わったら帰る」という、ひとりぼっちの透明人間のような寂しさを味わいながら年月が過ぎました。
技術だけはマスターし、踊る楽しみに集中しようと割り切って通い、3年ほどたったある日、1人のメンバーがそんな私をホームパーティーに誘ってくれました。
自信が米粒ほどに小さくなっていた私でしたが、思い切って飛び込んでみることにしました。訪れてみると、みなクラスで見た緊張の混ざった面持ちとは違って柔和な笑顔。おそらくインストラクターの厳しさに張り詰めていたのは私だけではなかったようでした。
ホームパーティーに誘ってくれたメンバーのご主人はベジタリアンの方向けに個別にお料理を作って配ることを仕事としているプライベートシェフで、当日は30人近い女性たちのために腕を振るってすばらしい創作料理で楽しませてくれました。ポータベロ茸をオリーブオイルとバジルでマリネしてパン粉で揚げたオードブル、などなど、イタリア系のご主人ならではのアイデア溢れる品々でした。
お嬢さんの部屋に、習字で書かれた名前が貼ってあるのを発見。実は、彼女はとても日本文化に興味を持っていたのでした。(ところで、マンハッタンではお箸を上手に使えるアメリカ人がたくさんいるのに驚きます。お寿司はいまやNYでは日常のメニューとなっていますが、日本の文化が”Cool”と認められる時代にNYに居られることは幸せだなぁ、と思います。)
この日を大きなきっかけに、私はメンバーの人たちと少しずつ打ち解けていくことができたのです。
インストラクターも、やがて、下手の横好き(?)で通い続ける私に心をかけてくれるようになり、初めての発表会の前日、なかなかターンの上達しない私に、「魔法のソックス」といって、黒い薄手の短いソックスを、プレゼントしてくれました。不思議とそれを履く日は、上手に踊れるのでした。心のパワーはすごいですね。
継続は力なり。ヘタでも、英語が完璧でなくても、どこかの時点で、必ず心は通じるのだな、と感じます。
毎週のレッスンも、昔は「緊張でいっぱいの挑戦の時間」でしたが、いつしか私の居場所ができ「心踊るリラックスタイム」へと変わっていることに気付きました。今では、たまに日本への一時帰国などで長くお休みすると、"We missed you!!"とメンバーが笑顔でHugしに来てくれたりして、くすぐったい嬉しさを味わいます。
人と人との心のつながりって、万国共通ですね!
これからも、新しい環境へ飛び込む時がきたら、勇気を持って、「Hi!」と笑顔で、シンプルに入り口に立ってみようと思います。心を開いていれば、何かが始まりますから!!
92nd Street Y : http://www.92y.org/
マンハッタン Upper East Side、Lexington街 92丁目にあります。
日本でいうコミュニティーカレッジ、カルチャースクールにあたるような存在です。
著名人の講演会、演奏会をはじめ、数々のイベントが開催されています。Jewish Calederに従いお休みが異なるようです。
私2001年の暮れに縁あってNew York生活をスタートしはや7年目に入りました。
New Yorkはエネルギーの大きい街。元気なときはとことん上り調子、ちょっと弱るとどんどん下がり調子、と、エネルギーの読める(?)という友人が話していました。確かに、人の出入りのサイクルも、レストランなどお店の入れ替わりのサイクルも速く、"People come and go. Everything passes by." という印象です。
私のNY生活も、密度が濃く、勇気を出して新しい境地に飛び込むことを余儀なくされる場面が多く、涙に洗われ再び歩き出す勇気を取り戻す連続といいますか、非常に学びの多い年月でした。
東京で勤めていた頃の上司が、80年代後半から90年代にかけてのNY駐在経験をふまえて、私がNew Yorkに渡ることを話した際にこんな言葉を話していたのを覚えています。
「New Yorkは、若くて、お金があって、健康であればとことん楽しい街、でも体調を崩したり、高齢だったり、お金がないと本当につらい街」というものでした。
良くも悪くもエネルギーのダイナミックな変動を感じるマンハッタン、一理あるな、と思います。ただ、最近よくよく思い出してみると、特に自宅への帰り道、Upper East Sideで幸せそうに寄り添う白髪のカップルや、おしゃれして出かけるチャーミングなご老人をよく見かけることに気付きました。ご近所さん同士が近くて、商店街に歩いて行かれるような都会は、ひょっとすると元気なご老人にとっては住み易いのかもしれない、と思うようになりました。
また、年齢を意識せずにいつまでもチャレンジし続けることが自然な街でもあります。
NYに来たての、まだ友達がほとんどいなかった頃、何かきっかけが欲しくて、たまたま徒歩圏内にあったコミュニティーカレッジ的存在の、92nd Street Yでクラスを探し、申し込みを決めました。
日本では恥ずかしくて取れなかったダンスクラスでしたが、何歳になってもアクティブなアメリカの人たちの姿に力を得て、長年の夢だったジャズダンスを習い始めました。バレエもやったことがなく、まったくの初心者からのスタートでした。

クラスにエントリーし、初めてスタジオに入ってみると、約30人近いクラスで、アジア系は私1人。昔から海外旅行では現地の生活を体験したいという志向を持つ私にとっては嬉しい環境でした。クラスのインストラクターはかつてWest Side Storyがミュージカルだったころ、Broadway Dancerとして活躍した男性で、60歳近くなった今も軽快にトリプル回転を見せてくれます。振り付けもWest Side Storyの影響を受けつつ、サルサやヒップホップも取り入れ、時代にマッチしているのが毎週楽しみなところです。

夢いっぱい期待を胸にエントリーしたものの、最初はただのお気楽な趣味というわけにも行かず、ちょっと辛口のスタートでした。
メンバーは、新入りに慣れていなかったのか、またインストラクターの求めるレベルが非常に高いせいか、最初の2〜3年はほとんど壁の花でした。メンバー同士が休憩時間に語りあうカジュアルな世間話にも、ティーンエイジャーをアメリカで過ごしていない私には、わけがわからず、入っていく勇気が出るのに数年かかりました。インストラクターからも最初は相手にしてもらえず、「とにかく行って、見よう見まねで体を動かし、終わったら帰る」という、ひとりぼっちの透明人間のような寂しさを味わいながら年月が過ぎました。
技術だけはマスターし、踊る楽しみに集中しようと割り切って通い、3年ほどたったある日、1人のメンバーがそんな私をホームパーティーに誘ってくれました。
自信が米粒ほどに小さくなっていた私でしたが、思い切って飛び込んでみることにしました。訪れてみると、みなクラスで見た緊張の混ざった面持ちとは違って柔和な笑顔。おそらくインストラクターの厳しさに張り詰めていたのは私だけではなかったようでした。
ホームパーティーに誘ってくれたメンバーのご主人はベジタリアンの方向けに個別にお料理を作って配ることを仕事としているプライベートシェフで、当日は30人近い女性たちのために腕を振るってすばらしい創作料理で楽しませてくれました。ポータベロ茸をオリーブオイルとバジルでマリネしてパン粉で揚げたオードブル、などなど、イタリア系のご主人ならではのアイデア溢れる品々でした。
お嬢さんの部屋に、習字で書かれた名前が貼ってあるのを発見。実は、彼女はとても日本文化に興味を持っていたのでした。(ところで、マンハッタンではお箸を上手に使えるアメリカ人がたくさんいるのに驚きます。お寿司はいまやNYでは日常のメニューとなっていますが、日本の文化が”Cool”と認められる時代にNYに居られることは幸せだなぁ、と思います。)
この日を大きなきっかけに、私はメンバーの人たちと少しずつ打ち解けていくことができたのです。
インストラクターも、やがて、下手の横好き(?)で通い続ける私に心をかけてくれるようになり、初めての発表会の前日、なかなかターンの上達しない私に、「魔法のソックス」といって、黒い薄手の短いソックスを、プレゼントしてくれました。不思議とそれを履く日は、上手に踊れるのでした。心のパワーはすごいですね。
継続は力なり。ヘタでも、英語が完璧でなくても、どこかの時点で、必ず心は通じるのだな、と感じます。
毎週のレッスンも、昔は「緊張でいっぱいの挑戦の時間」でしたが、いつしか私の居場所ができ「心踊るリラックスタイム」へと変わっていることに気付きました。今では、たまに日本への一時帰国などで長くお休みすると、"We missed you!!"とメンバーが笑顔でHugしに来てくれたりして、くすぐったい嬉しさを味わいます。
人と人との心のつながりって、万国共通ですね!
これからも、新しい環境へ飛び込む時がきたら、勇気を持って、「Hi!」と笑顔で、シンプルに入り口に立ってみようと思います。心を開いていれば、何かが始まりますから!!
92nd Street Y : http://www.92y.org/
マンハッタン Upper East Side、Lexington街 92丁目にあります。
日本でいうコミュニティーカレッジ、カルチャースクールにあたるような存在です。
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貧乏感を味わおうが、英語がうまく話せなくて馬鹿にされようが、誰
も相手にしてくれなかろうが、でもやっぱりNEW YORKは「生き
ている」ことを実感できる街で大好きです。
このために来た、、大好きなGOSPEL CHOIR: Hezekiah
Walker & Love Fellowship Tabernacle Mass Choir で歌えて、やっぱり
自分は幸せだ!と思います。
入った順と態度のでかさの順で前から立ち居地が決まるため、小心者
で新入りの私は、クワイヤー集団の後方。高さも横幅もある人たちの影
にかくれて、指揮者が見えません。
楽譜はなく口伝えで覚える歌。何を言ってるかわからずみようみまね
で歌う日々。声量の豊かなブラックに囲まれ、必死になって声を張り上
げる。
誰も彼もがやさしくしてくれるわけではなく、歌いにいってさっさと
帰る日々。休憩時間、待ち時間が一番つらい。
それでも少しずつ私の存在を認めてくれる人も出てきて、歌詞を丁寧
に教えてもらうことができたり、何気ない日常会話をかわすことができ
たりして、とてもうれしくなります。
こんな小さなことでうれしくなる自分が、また良く思えて幸せに感じ
ます。最終的にはめっちゃ自画自賛になってしまいましたが、
直子さんに同士を感じて、うれしくなりました。
発表会があれば見に行きますよ!